紀元前3000年。メソポタミア。 人類初の都市国家と高度文明を建設したシュメル人とその神々は、それらを維持するため、神を頂点とした超合理化システムを創り上げる。 ― プリーストキング・システム ― 通称、神のシステム。各都市国家神を、王に。 彼らに仕える人間の長を、副王に。 神の下に、客観的な法の支配と、官僚制を敷く。 これにより、男女とも、たとえ異民族であっても、その土地に住み、その土地の神と法に従う限り、生きる権利と自由が与えられ、恒久平和が続く…ハズだった。 |
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■第1章(BC.2000年〜BC.1400年頃)■
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