シバ;バジル……貴様なにをやっている……?!手を貸してくれるのはかまわんが
……いらんことはせんでいいぞ!(怒)
ジル;これは心外だな。あなたに感謝はされても、恨まれるようなことは何もしていない。
シバ;………本当だろうな……?
バジル;彼を正気に戻してあげただけだ。
………………ただ……あんまり可愛いかったから……ちょっとだけな(笑)
シバ;……………ほぅ。
バジル;心配するな。多分、あの子は何も憶えていないさ。
シバ;……………。なるほど。いい度胸だな。……………。
バジル;おいおい〜〜……無言で魔力を圧縮するのはやめてくれっ
…………まぁ、そうカタイことを言うな。減るもんじゃあるまいし。あなただっ
て、さっき、ここへ来る途中、私をおもいっきり突き飛ばしてくれただろう?
シバ;いつ私が突き飛ばしたのだ?ソードが気がかりで、かなり急いでいたのは
確かだが………そんな失礼なマネをした覚えはないぞ。
バジル;………………。そう…か。その…………いや、いい。
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